IELTSスピーキングセクションで使える表現・テンプレートを詳しく解説
- IELTSのスピーキングのスコアが伸びないと感じている方
- IELTSスピーキングの試験で言葉が出てこないという方
- 現段階でIELTSスピーキングのバンドスコアが5.0未満の方
日本人のIELTS受験者は「スピーキングパート」で苦戦するという方が多いのではないでしょうか。
我々日本人は小中高大で英語を勉強してきましたが、
- スピーキング技能を中心とした授業を受けた経験がない方がかなり多いです。
スピーキングが一番苦手という方がたくさんいらっしゃいます。
私自身も、中学・高校生の時にスピーキングの勉強をしたという経験がほとんどありません……
しかし、諦めてはいけません!
スピーキングの勉強をしたことがないからIELTSのスコアが良くならないというわけではありません。
できるだけ手っ取り早くスコアをあげるのにおすすめなのが「テンプレート」を使う方法です。
では、IELTSスピーキングで使える表現やテンプレートはどのようなものがあるのでしょうか?
今回の記事では、IELTS Academicで OA=6.0(L=5.5, R=6.5, W=6.0, S=6.0)の筆者がIELTSのスピーキングセクションで使えるテンプレートや表現をパートごとに紹介していこうと思います。
私自身、テンプレートを有効活用することによって、IELTSのスピーキングのスコアを3ヶ月で5.0から6.0に伸ばすことができました。
現段階でスピーキングセクションで納得のいく結果がでていないという方やスピーキング試験での表現の幅を増やしたいと考えている方は、ぜひチェックしてみてください。
- IELTSのスピーキングセクションで使えるテンプレートや表現をパートごとに徹底紹介
✓この記事の筆者と信頼性
この記事は、英語学習に精通したライターが執筆した記事をEnglish shift編集部が再編集・監修した記事です。
IELTSスピーキングセクションの概要
まずは、IELTSのスピーキングセクションの概要を解説していきます。
各パートごとにどのような問題が出題されるのかをしっかり覚えておきましょう!
IELTSスピーキング Part 1
Part 1は自分自身の話題に関する問題が出題されます。
具体的な例を挙げると、仕事、勉強、地元、趣味、友達関連などの問題です。
Part 1は他のパートに比べると比較的簡単なので、ここでスコアを稼ぎたいところです。
IELTSスピーキング Part2
Part 2ではカードに書かれたトピックに対して2分間のスピーチを行う問題です。
2分間という比較的長い時間スピーチをすることになりますので、
- 基本的な語彙力や文法力に加えて、スピーチの構成をしっかり作ることができているか
を求められます。
ぶっつけ本番はかなりキツイので、事前に練習したり自分なりの構成を考えることをおすすめします。
IELTSスピーキング Part3
Part 3ではPart 2に関連した内容をより深くしたものを問われます。
よりわかりやすくするために「ショッピング」というトピックを例にしてどのような問題が出題されるか見てみましょう。
(Part 3 例題)
Why has online shopping become so popular in many countries?
(なぜオンラインでの買い物がたくさんの国で人気になったのでしょうか?)
例えば、このような問題ですね。
英語力を知識の両方が深いところまで求められることがわかるかと思います。
問題に対する意見に関しての正解はありませんので、自分の意見を持つことが大事になってきます。
日頃の練習から「自分の意見を持ち、英語で表現する」ことを意識してみましょう!
では次項からIELTSのスピーキングセクションで使える表現やテンプレートを紹介していきます。
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IELTSスピーキング Part1で使える表現・テンプレート
IELTSスピーキング Part1で使える表現やテンプレートを紹介していきます。
- be really into~(〜にすごくハマっている)
- rewarding(やりがいがある)
- be satisfied with~(〜に満足している)
- I hate~(〜が嫌いである)
- major in~(〜を専攻する)
- I’m not really a fan of~(〜はあまり好きではない)
- ~ is not to my taste.(〜は自分の好みではない)
- prefer A to B(BよりAの方がいい)
- ~ is better option.(〜の方がいい)
- once in a while(時々)
- rarely(滅多にない)
- informative(ためになる)
- compared to~(〜と比べると)
- a number of~(いくつかの〜)
- annually(毎年)
- rural area(田舎)
以上が基本的な表現やテンプレートの一例です。
これらはかなり基本的なものですが、よく使われる表現ですので、ぜひ覚えておきましょう。
それでは次に、Part1で使えると便利な表現を紹介していこうと思います。
- world-famous(世界でも有名な)
- If I had a chance, I would ~(もし機会があれば〜するのですが)
- 回数+a+期間(期間に回数〜する)
- diligent(真面目な)
- be knowledge about~(〜に関して詳しい)
- unwind(リラックスした)
- the majority of ~(多くの〜)
- be likely to do(〜しそうである)
- from an objective point of view(客観的に)
- leisure time activity(趣味)
- relieve stress(ストレスを和らげる)
- increase one’s concentration on study(勉強への集中を高める)
- time-efficient(時間効率のいい)
- night owl(夜型の人)
- interpersonal relationship(対人関係)
- have an aversion to~(〜が嫌いである)
- logical reasoning(論理的推論)
- sing out of tune(音痴である)
- long-cherished dream(長く持ち続けていた夢)
- spacious(広い)
- detached house(一軒家)
- study at my own pace(自分のペースで勉強する)
- sit back and relax(リラックスする)
- eco-friendly(環境にやさしい)
- lead a stress-free life(ストレスがない生活を送る)
Part1のテンプレートや表現はこのような感じです。
これらの表現を使えるようになるまで練習すると、表現の幅が広がってスコアアップにつながります。
ぜひコツコツと覚えていきましょう。
次に、Part2で使えるテンプレートや表現を紹介していこうと思います。
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IELTSスピーキング Part2で使える表現・テンプレート
まず、構成について紹介していこうと思います。
Part2の構成は以下のようにすることをおすすめします!
- 少し補足情報を話す
- 問題文をパラフレーズして導入を入れる
- 問題に書かれている「5W1H」の問いに答えていく
- 問いに答える際に、詳細な情報を話す
この構成で話していくといいでしょう。
わかりやすくするために、以下の例題を紹介します。
(Part 2例題)
Describe what you have bought recently. You should say
-what it is.
-when did you buy it.
-how satisfied with you were with what you bought.
and explain why you liked or disliked about what you bought.
この問題で重要な点は、
- 何を買ったのか
- いつ買ったのか
- どのくらいその買った商品に対して満足できているか
- なぜ好きor嫌いなのか
この4点です。
では、日本語で構成を考えていこうと思います。
構成(例)
最近、私自身買い物の際に買ったものがいくつかあります。
今回はその中で一番印象に残っているものに関して話していこうと思います。
それはAirPods Proです。
AirPods Proはアップルという会社が作っているワイヤレスイヤホンです。
そして、それをつい2ヶ月前にネットショッピングサイトにて購入しました。
私自身、このイヤホンに対してものすごく満足しています。具体的に言うと、通学する際や家でリラックスして音楽を聞く際などあらゆる場面でこのイヤホンを使っています。
さらに言うと、使っていない日がないと言っていいほどほとんど毎日使っています。
私自身、AirPods Proを使うことが好きな理由が主に2つあります。
1つ目は、便利だと言うことです。
具体的に言うと、ケースから取り出してすぐにイヤホンは自動的にペアリングされて音楽を流すことができますので、とても便利だと感じています。
2つ目は、音質がとてもいいと言う点です。
私が以前使っていたイヤホンと比べると、かなりクリアに音楽を聞くことができますので、とても気分がよくリラックスすることもできます。
このような感じで構成を英語でも作っていくといいでしょう。
このくらいの量であれば1分半以上は話すことになりますので、量の面でいくと十分です。
それでは、実際にPart2で使える表現やテンプレートを紹介していこうと思います。
- I would like to talk about~(〜に関して話します)※イントロで重要になってきます!
- There are several reasons why~(〜の理由がいくつかあります)
- The main reason is that~(主な理由は〜)
- The second reason is that~(2つ目の理由は〜)
- on top of that(さらに)
- furthermore(さらに)
- not only A but also B(AだけでなくBも)
- in order to do(〜するために)
- therefore(それゆえに)
- to be more specific(具体的に言うと)
- for example(例えば)
これらがPart2で使える表現・テンプレートです。
文と文と繋ぐ際や理由を話す際にとても使えるものばかりなので、ぜひとも覚えておきましょう。
事前に練習を繰り返すことをおすすめします。
そうすることで、時間配分や自分なりの構成を知ることができます。
では、次にPart3で使える表現やテンプレートを紹介していきます。
IELTSスピーキング Part3で使える表現・テンプレート
Part3は主に
- 質問に答えていくパート
になります。よく使う表現であったり使えると便利な表現を紹介していこうと思います。
- there is a strong possibility that~(〜の可能性が高い)
- there is a good chance that A will happen(Aが起こる可能性が高い)
- ~ is a major factor(〜が主な要因です)
- it is important for A to do (Aにとって〜することは重要である)
- it is necessary for A to do(Aにとって〜することは必要不可欠である)
- countermeasure against~(〜に対しての対策)
- develop economy(経済を発展させる)
- contribute to~(〜に貢献する)
- hamper the development(成長を妨げる)
- exacerbate(〜を悪化させる)
- in my opinion(私の意見では)
- it seems to me that~(私には〜のように思えます)
- emulate(真似する)
- alleviate fear and stress(恐れやストレスを軽減する)
- trial and error(試行錯誤)
このような表現が使いやすいのではないかと思います。
これらの表現以外にも使える表現やテンプレートはたくさんありますので、スピーキングの練習をおこない自分にとって使いやすい表現や必要な表現の引き出しを少しずつ増やしていきましょう。
スピーキングセクションで使える表現を増やすためには?
この記事を読んでくださった方の中で、
- 「IELTSスピーキングセクションで使える表現を増やしたい」
このように思っている方も多いのではないでしょうか?
結論、そのような方にはオンライン英会話がとてもおすすめです。
私自身、ライティング・スピーキングでの表現の幅を増やすために「オンライン英会話」を利用しました。
IELTS対策でオンライン英会話を利用してみて得られたメリット以下の3つです。
- アウトプットを行うことで実際のIELTS試験でスムーズに表現を使えるようになる
- 純粋に英会話に慣れることができる
- 結果的にライティングセクション・スピーキングセクションのスコアが上がる
これら3つです。
私自身も、ライティング・スピーキングのスコアがなかなか伸びず悩んでいました。
4.5や5.0からなかなか伸びなくて3ヶ月くらい悩んでいましたね……
その際、
- 「アウトプットや練習量が足りないのではないか?」
と感じ、英会話に慣れるためにもオンライン英会話を使うことにしました。
結果、3ヶ月ほどオンライン英会話を利用しつつIELTS対策をすることで
- ライティング・スピーキングスコア共に6.0を達成しました。
この記事を読んでくださっている方の中で、英会話をする機会がなく、なかなかIELTSスピーキングセクションに慣れないと感じている方や、1つでもライティング・スピーキングセクションで使える表現を増やしたい方は、ぜひ、オンライン英会話を利用してみてください。
オンライン英会話に関しては、初心者向けおすすめのサービスを詳しく解説していますのでご興味があったら✓してみてくださいね。
最後に
この記事では、IELTSのスピーキングパートで使える表現やテンプレートを紹介しました。
表現を覚えていくことで、試験本番での表現・語彙の幅が増えてスコアアップにつながるかと思いますので、現段階であまりいいスコアを取れていないという方や表現力を上げたいと考えている方は、この記事を有効活用して頂ければと思います。
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