TOEIC700点以上を取るための勉強法!おすすめ参考書とコツを徹底解説
TOEIC700点を取りたいけど、良い勉強法はある?
TOEICで700点が突破できない…何かコツはある?
このような悩みを持っていませんか?
私もTOEICを勉強していたとき、同じことに悩んでいました。
前よりは英語が分かるようになってきたけど、TOEICだと難しい問題が多いし、制限時間内に終わらないんだよね……
そうですよね。
TOEIC700点を目指している場合、シンプルな英語は、ある程度理解でき問題なく聞き取れるものの、
英語について、まだ分からない部分がありもどかしさが残る
このようなレベルの人が多いでしょう。
この記事では、TOEICで700点が取れる勉強法を解説します。
そのほかにも、TOEICで700点以上取れる教材や、コツなども紹介しているので、ぜひ最後まで読んでみてください。
- TOEIC700点のレベルと必要な勉強時間
- TOEICで700点以上取るための勉強法
- 勉強のコツ
- おすすめの教材・アプリ
- TOEICで700点取るために知っておくと良いこと
✓この記事の筆者と信頼性
✓LA留学経験あり
✓TOEIC 910点
✓メディアライター
留学経験、英会話・TOEICの学習経験に基づき英語学習の情報発信をしています。>>>執筆者リスト
TOEIC700点のレベルと達成に必要な勉強時間
TOEIC700点のレベルや、達成に必要な勉強時間がどのくらいかかるのか気になりますよね。
それぞれ、実体験を踏まえながら、解説していきます。
TOEIC700点は中級レベル
TOEIC700点は中級レベルで、TOEIC公式によると以下のような評価になっています。
- 通常会話は完全に理解できる
- 仕事をするうえで大きな支障はない
- 文法や構文を間違えることがあるが、意思疎通は問題ない
英検だと2級~準1級に相当し、大学偏差値に無理やり当てはめるなら成成明学~GMARCHと同じくらいでしょうか。
実際のレベルはどうか、私の実体験で考えてみました。
- 日常生活するうえでは問題ない
- シンプルな文法や語彙を組み合わせて、話しているイメージ
たしかに、日常生活やノンネイティブの人とのコミュニケーションであれば、ほとんど困ることはありませんでした。
ただ、複雑な内容やネイティブとの会話だと、聞き取るのに精一杯で、発言があまりできないことがありました。
まとめると、
コミュニケーションに支障はないものの、全体的な英語力としてはまだまだ課題がある
これが、TOEIC700点といえるでしょう。
初心者がいきなりTOEIC700点を狙うのは難しい
TOEIC700点を中級レベルと書きましたが、300点台の初心者がいきなり目指すことはオススメしません。
TOEICで700点を超えるには、相応の勉強時間が必要になります。
300点台からだと、目標が遠すぎて挫折しやすいでしょう。
私もいきなり高得点を目指すのではなく、少しずつスコアを上げて、レベルアップさせていきました。
定期的に試験を受け、中間目標を達成していく方が、モチベーションを保ちやすくおすすめです。
TOEIC700点取得に必要な勉強時間
現在のTOEICスコアが550~650点の方が700点を超えるには、225~450時間の勉強が必要といわれています。
1日に換算すると、以下の通りです。
- 550点(勉強期間は半年):1日あたり2.5時間
- 650点(勉強期間は3ヵ月):1日あたり2.5時間
ただ、社会人は勉強時間が限られているので、余裕を持ってスケジュールを立てる場合、もう少し時間がかかる可能性もあります。
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TOEIC700点以上を取るためにおすすめの勉強法
TOEIC700点以上取るための勉強法を以下の4つに分けて、解説していきます。
- 単語の勉強法
- リスニングの勉強法
- 文法問題の勉強法
- 長文読解の勉強法
単語の勉強法
単語の勉強は、以下のような流れで取り組みます。
- 朝昼晩の3回、決めた範囲の単語を覚える
- 複数回勉強しても覚えられない単語は、チェックしておく
- 次の日に復習
- 休日に総復習
- 以後、定期的に確認して定着させていく
単語は短い時間でも勉強しやすいので、通勤時間や昼休みなどの利用がおすすめです。
1日3回ほど時間を決めて、単語を勉強します。
1日あたりの単語数は勉強する期間にもよりますが、無理のない数にするのが良いでしょう。
TOEICの単語はスペルまで覚える必要はありませんが、音と一緒に覚えるようにします。
音を聞く際は単語の発音だけでなく、例文も聞くことで使い方のイメージがしやすくなります。
リスニングの勉強法
リスニングの勉強法は、以下の通りです。
- 問題を解く
- 分からないところを何回か聞いてみる
- 聞いた文章を書き取る(できれば)
- 答え合わせと間違った箇所の確認
リスニングの勉強は、集中できる場所で行うと効果的です。
意味を理解しようとしながら聞くことで、はじめてリスニング力がついていくものです。
英語を聞き流しただけではまったく身につかず、時間の無駄になってしまいます。
ディクテーション(書き取り)を行うなら、難易度の低いパート1から挑戦し、徐々にパート2、3、4とレベルを上げていくと良いでしょう。
また、TOEICはイギリス英語やオーストラリア英語なども出てくるので、さまざまなアクセントに慣れておくことも大切です。
文法問題の勉強法
文法問題の勉強法の流れは、以下のようになります。
- 時間を計測しながら問題を解く
- そのあと、制限時間を設けずに考える
- 答え合わせ
- 解説を見て、答えの根拠を明確にする
TOEIC700点を目指すレベルは、文法にまだ不安がある状態のため、知識の曖昧さをなくすことが目標です。
問題を解く際は答えの根拠を意識して取り組むと、理解が不足している部分が明確になります。
文法問題は繰り返し取り組むことで理解が進み、スコアが大きく伸びます。
文法問題はできるだけ落とさないようにして、最終的には公式問題集の文法パートを合計18分で解答できるのが理想です。
長文読解の勉強法
長文読解の勉強は、以下のように進めていきましょう。
- 時間制限を設けて問題を解く
- 時間の制限は設けず、じっくり考える
- 答え合わせ、間違った箇所を確認
- 1文ずつ丁寧に文法的に分析して理解していく
長文読解は、TOEICの高得点者でも最後まで悩まされることの多いパートです。
TOEIC700点を目指している場合、難しく感じるでしょう。
1つの問題に固執せず立ち止まらないようにして、分かる問題は確実に正解することが大切です。
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TOEIC700点以上を達成する勉強のコツ
TOEIC700以上を達成する勉強のコツは、以下の4つです。
- 勉強スケジュールを立てる
- 勉強する時間を決める
- 毎日英語を聞く
- 休日は公式問題集を解く
順番に詳しく解説していきます。
勉強スケジュールを立てる
まず、TOEICを受ける日程を決め、勉強スケジュールを立てます。
試験の日程は、3ヵ月後や半年後など、無理なく勉強時間が確保できる日程にします。
日程を決めずに勉強だけしていても、モチベーションが続かないので、日程はTOEICの勉強を始めたいと思ったときに決めましょう。
試験の約3ヵ月前に申し込みが開始し、約2ヵ月前には締め切られることから、リマインダーをセットして申し込みを忘れないようにします。
次に、本番に向けて勉強スケジュールを立てていきます。
スケジュールや日々の勉強内容の管理は、エクセルやスプレッドシートを活用すると便利です。
大まかに1ヵ月ごとのスケジュールを決め、そのあとに週ごとのタスクを決めると、作成しやすくなります。
勉強する時間を決める
勉強する時間を最初に決めておくことで、習慣化しやすくなります。
人がものごとを習慣化するためには、約3週間必要といわれています。
最初は大変かもしれませんが、習慣になれば勉強していないことに違和感を覚えるようになります。
私がおすすめするのは、脳がよく働く早朝に勉強することです。
最初は15分ほどと短い時間から始め、だんだんと早起きに慣れてきたら、1時間~2時間ほど確保すると良いでしょう。
毎日英語を聞く
リスニング力をアップさせるには、毎日英語を聞くことが大切です。
10分でも15分でも良いので、集中して英語を聞く時間を作ります。
最初は聞き取れなくてもスクリプトを確認し、音と単語を繋げることで、だんだんと耳が慣れていきます。
リスニングの勉強には、TOEIC教材を使うのが望ましいです。
ただ、自分の立てたスケジュールの中で、リスニングの勉強がメインでない月や週は、TOEIC以外の教材を使い楽しさを優先させても良いでしょう。
休日は公式問題集を解く
休日のどちらか1日は、公式問題集に挑戦してみましょう。
公式問題集を通しで解くには、約2時間必要となり、仕事のある日は難しくなります。
そのため、時間を確保しやすい休日を利用して、公式問題集を通しで解きます。
公式問題集を通しで解くメリットを、下記にまとめました。
- 時間配分を体で覚えられる
- 集中力を鍛えられる
ただ、基礎固めをしている期間は、毎週取り組む必要はありません。
試験前の2ヵ月くらいは、公式問題集を中心とした勉強がおすすめです。
TOEIC700点以上を取るためのおすすめ教材・アプリ
TOEICの教材はさまざまなものが出版されており、どれを選べば良いのか分からないですよね。
教材を選ぶ際は、自分のレベルに合っていることと、長く使えそうかどうかを考慮して決めると良いでしょう。
ここでは、TOEICで700点を目指している方におすすめの教材とアプリを紹介します。
- 公式TOEIC Listening & Reading 問題集
- TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズ
- TOEIC L&R テスト文法問題でる1000問
- スタディサプリENGLISH TOEIC対策コース
公式TOEIC Listening & Reading 問題集
公式TOEIC Listening & Reading 問題集は、600点までの勉強ですでに、購入している方も多いでしょう。
公式問題集は、TOEICの勉強期間中ずっと役立つので、必要と思ったタイミングで買い足すことをおすすめします。
3冊~5冊ほど持っていると、問題の傾向がより掴みやすくなります。
TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズ
TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズ(金フレ)は定番ですが、おすすめしたい1冊なのでピックアップしました。
単語帳はレベル別に買い替えなければいけないものもある中で、金フレは900点を目指す方まで使える良書です。
TOEICで必要な単語のほか、パート1で頻出の表現や、多義語、定型表現なども収録されています。
TOEIC L&R テスト文法問題でる1000問
TOEIC L&R テスト文法問題でる1000問(でる1000)は、文法問題を徹底攻略するための問題集です。
問題の解き方解説をふまえて、練習問題と実践問題で対策ができます。
文法模試もついており、本番に近い問題を解けるのもメリットで、TOEICの文法問題を解く力が身につきます。
>>【市販教材5冊でOK】TOEIC860点の筆者がおすすめするTOEIC勉強法&参考書
スタディサプリENGLISH TOEIC対策コース
スタディサプリは、総合的にTOEICテストへの対策ができるアプリです。
たとえば、以下のようなサービスが使えます。
- 英文法の講義閲覧
- TOEIC20回分に相当する演習問題
- ディクテーション・シャドーイング付き
AIによる判定機能もついており、一人ひとりの傾向に合わせながら問題を出題しています。
そのため、苦手分野を効果的に対策可能です。
料金はプランによって異なりますが、手軽にTOEIC対策ができて、おすすめのアプリです。
>>TOEIC対策アプリ8選!TOEIC860点の筆者がおすすめするアプリを徹底解説
TOEIC700点以上を取るために知っておくと良いこと
私の実体験から、TOEICで700点以上取るために、知っておくと役立つことを3つ解説します。
- とりあえずすべての回答欄を埋める
- リスニングかリーディング、得意な方にスコアを振り切るのもアリ
- 独学がムリなら、オンライン英会話・コーチングがおすすめ
それぞれ見ていきましょう。
とりあえずすべての回答欄を埋める
TOEICは間違えても減点されないため、終わらないと分かったら、とりあえずすべての回答欄をマークすることをおすすめします。
え?それは自分の実力じゃないから、なんだか気が進まないなあ…
このように思うかもしれませんが、大丈夫です。
私も終了間際になって、慌てて残りの回答欄をマークすることがありました。
TOEICは800点を超えるあたりから、全問解けるようになっていきます。
そのため、700点を目指している段階では、解き終わらないのは普通のことです。
分かるところはしっかり解答し、「間に合わなかったら塗り絵で良い」と考える方が、試験に対するプレッシャーも少なくなります。
リスニングかリーディング、得意な方にスコアを振り切るのもアリ
リスニングかリーディングのどちらか一方、得意な方を集中的に伸ばすのも1つの方法です。
たとえば、リスニングで400点以上確実に取れるように勉強しておけば、リーディングの結果が多少悪くても、カバーできます。
一度身につけたリスニング力は、簡単には落ちませんし、リーディングはその後で集中的に対策すれば、問題ありません。
独学がムリなら、オンライン英会話・コーチングがおすすめ
独学がどうしても苦手で難しいと感じる場合、オンライン英会話と英語コーチングを利用する方法があります。
オンライン英会話をTOEIC対策として使うのであれば、普段の勉強の中で、理解できない部分を聞くと良いでしょう。
英語コーチングはコーチが立てたスケジュールに沿って、勉強を進めていくため、進捗管理が苦手な方でも安心です。
毎日コーチに学習報告をする必要があり、絶対にさぼらない仕組みになっています。
以下の記事では、おすすめのオンライン英会話と英語コーチングを紹介しています。
効率的にTOEIC学習を進めていきたい方は是非、チェックしてみてくださいね。
最後に
この記事では、TOEICで700点を取るための詳しく勉強法を解説しました。
TOEICの勉強は毎日少しずつ取り組むことで、大きな成果につながります。
適度に休日を楽しみながら、勉強を進めていくことをおすすめします。
700点突破に向けて、頑張っていきましょう。
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